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副鼻腔炎
鼻の空気が通るところを鼻腔といいますが、周りの骨の中にはそこへつながる空洞があります。これを副鼻腔といいます。ここにも粘膜があって外から入ってきた、ホコリなんかを包んでは鼻腔の方へと運んでいるのです。その通り道が塞がって輸送中の細菌などに感染したものを、副鼻腔炎といいます。
今の仕事に入るまえ始終鼻づまりに苦しめられていた私なんか、なぜそんな面倒な空洞があるのかと思ってました。これは空洞があったほうがアーチ状の空間によって骨の強度が高まり、その上重量も軽くできるし、声がよく響くようになるからです。だからつまっていると声が響かず頭も重く(時には痛く)感じるのですね。
私はこの病気のおかげで今の仕事を選ぶようになったようなものなので、副鼻腔の存在にはその意味でも感謝しています。(ドーデもいい話でした)
副鼻腔炎の治療と予防(鼻炎も含みます)
耳鼻科へ行けば感染ということでほとんどの場合抗生物質が投与されます。その是非についてはここでは触れないものとして、東洋医学的な見地からこの病気を考えるとどうなるかについてだけ記します。
「鼻に水がたまっている」ということは、本来どこかに行くべき水が鼻のところに滞っていると考えます。ということは鼻のことを考える前に、水が正しく流れない原因を処理せねばなりません。実は鼻腔にしろ副鼻腔にしろそこに粘液がたまっている場合は、必ず体の他の部分に水がたまって動かなくなっているものなのです。これを「痰飲」と呼んでいます。そのうちドロドロした物を「痰」とし、さらさらとした薄いものを「飲」として区別します。
この痰飲をさらに分類しどこにあるかを突き止めて排出させることが、我々にとって治療の主眼となります。それには望診や脈診が必要になってきますので、ここでは厳密さには欠けますがごく簡単な分類を紹介します。
おしっこ出てますか?
体から水と老廃物を出すのに一番重要な尿の出が悪ければ、当然弊害が生じます。
A・回数が少なくて(一日1〜3回)一回の量が少ない。
尿意がある場合
・結石や腫瘍ではなければ湿がお腹の下にたまっています。
・尿色が濃い時は湿熱、薄ければ寒湿です。
・寒湿だと体や足がむくみがちになります。
尿意がない場合ー燥熱によって水分が動きにくくなっていると考えられます。
B・回数が多くて一回の量が少ない
これも寒湿か湿熱が下腹にたまっています。
C・回数が多くて一回の量が多い
燥寒タイプをご参考ください。
D・回数が少なくて(一日1〜2回) 一回の量が多い
これも湿が原因にありますがそれ以前に胃気が弱っていることが考えられ、治療には期間を要します。
便秘してませんか?
おしっこだけでなく便の詰まりももちろん、痰湿をためる原因になります。 便秘に関しては改めて別項でお話しする予定をしております。
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